友達とカラオケに行こうか……という時、音痴だとつらいですよね。
私は音感に自信がない方だったので、そういう時は気分がブルーになりがちでした……。
音痴の中には音程がうつろいやすい、音感が少な目のタイプの人がいます。
もし、そのタイプの音痴だとわかっても、あきらめないでくださいね。
音感に自信のないタイプの人は、音感を鍛える訓練をしたら、音痴の改善が見込まれるんです。
その訓練の方法とは、「ドレミの歌を歌うこと」です。
この記事では「ドレミの歌を歌って、音痴を改善する」ことについてまとめました。
そもそも「ドレミの歌」とは
「ドレミの歌」は、1965年に公開されたアメリカ映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌です。
「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台は1930年代のオーストリアのザルツブルクです。
主人公のマリアは、母を亡くした7人の子どもがいるトラップ大佐の家に家庭教師に行きます。
主人公のマリアは、子ども達に「歌を歌おう」と提案しますが、子ども達は、母を亡くして以来、音楽に触れる機会がなく、歌の歌い方がわからないというのでした。
そこでマリアは、子ども達に「音階から教える」ために、「ドレミの歌」を教えるのです。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で、「ドレミの歌」は、「音階を教えるための曲で、音楽の基礎を教える曲」という位置づけです。
「ドレミの歌」を子ども達はマリアと一緒に歌って、そして音楽が好きになる、物語にとって大事な曲です。
そしてこの「ドレミの歌」を歌う練習は、音感を鍛えるのにぴったりです。
「ドレミの歌」で音感を鍛える方法
用意するものは、以下の2つです。
- ハ長調の「ドレミの歌」の音源
- ハ長調の「ドレミの歌」の楽譜
ハ長調をおすすめするのは、実際のドレミファソラシドと同じ音程だからです。
もし楽譜が見つからなかったら、インターネットで探したら見つかりそうです。
それでは歌ってみましょう。
具体的な方法をお教えします。
1.音源を聴く
「ドレミの歌」の音源を聞いて、鼻歌で口ずさめるようにメロディーをなぞれるようにしましょう。
2.楽譜を見ながら音源を聴く
楽譜を直接見ることで、今どの位置にどの音があるかがわかります。
確認しながら聞きましょう。
3.音源を聴きながら歌ってみる
最初からちゃんと歌えなくて、当たり前です。
それくらいの軽い気持ちで歌ってみましょう。
4.楽譜を見て、音源を聴きながら歌ってみる
楽譜を見て「ドは、ドーナツのド」という時に、「ド」の音を出しています。
音の感覚を自分で確認することができます。
自分でわからない時は、携帯電話の録音アプリなどを使って、自分の歌を聞いてみましょう。
「ドレミの歌」をハ長調で歌うのを続けていると、音感が鍛えられていきます。まるで映画の子どもたちのように……。
5.ソルフェージュのように「音の名前」で歌ってみる
これは少し上級編になります。
「ドはドーナツのド」を「ドーレミードミドミ」というように音の名前で歌ってみます。
これはピアノなどのレッスンでは「ソルフェージュ」と言われる、音を聞いて音をあてるのに似ています。
楽譜を見ながら、音符の下に、「ド」「レ」「ソ」などと書いてみてから歌うと、ラクにできると思います。
音程を取るのが苦手なあなたでも、少しづつ鍛えたら、音感は良くなっていきます。
まとめ
- 音感をとりにくい音痴の人には、改善方法がある
- 具体的には、「ドレミの歌」を使う
- 「ドレミの歌」は、音楽の基礎として、映画「サウンド・オブ・ミュージック」で登場する曲
- 特に音程を意識しながら、「ドレミの歌」を毎日歌ってみましょう
- 楽譜を理解して「この音はこの高さ」がわかるようになれば、よき音楽人生を歩むことができます。
- 音感は鍛えることができます。
それでは、今回の記事は「ドレミの歌を歌って音痴の改善」という内容でした。
♪ラ~はラッパのラ~
♪シ~はしあわせよ~
さぁ歌いましょう!