【音痴】アカペラやハモりが上手くできない理由とは?改善策も解説

音痴の悩み

アカペラで歌うと音痴になってしまう…音程が上手く取れない…

ハモるとつられてしまったりハモれない…なんてことありませんか?

この記事では、アカペラで歌うとなぜ思ったように歌えないのか。また、どうしたら音痴にならず上手く歌えるようになるのかを紹介してまいります。

どうしてアカペラだと音痴になるの?

そもそもアカペラだと音痴になり、音程が上手く取れなくなってしまうのはなぜでしょうか。

原曲に合わせて一緒に歌ったり、伴奏に合わせて歌ったりすると歌えるのに、口ずさんで歌ってみようとすると、あれ?なんか違う…となったことはありませんか?

まずはその要因を知っていきましょう。

1. 原曲には伴奏がある

当然のことですが、原曲には伴奏があります。

伴奏により、リズム(音の長短や強弱)とテンポ(曲の速さ)がわかるため、音程の感覚があれば歌いやすいのです。

アカペラだと、リズムもテンポも自分次第なため、上手く歌えなくなってしまいます。

2. 原曲にはキー(曲の音の高さ)がある

カラオケなどで原曲キーや+3キー、-3キーなど、耳にしたことはあるのではないでしょうか。

全ての楽曲にはキーがあります。

原曲キーはその曲を出しているアーティストのキーのことを指します。伴奏もキーの高さによって変動します。

アカペラだとそもそもの音のがないため、ピッチ(音程)が安定せず上手く歌えなくなることが多いです。

主な要因は完結ですがこの2点です。

無音の中から声だけで音を奏でることはそれだけ難しいことなのです。

アカペラでも上手く歌うにはどうしたら良い?

難しいとはいってもアカペラで上手く歌えるとかっこいいし、気分が良い…

歌えるようになりたい!って思いますよね。

アカペラは楽曲の伴奏やキー(曲の高さ)、リズム(音の長短や強弱)、テンポ(曲の速さ)などなにもかもがないので、原曲と同じでなくとも自分の歌いやすいように、好きなように歌えることが魅力のひとつでもあります。

そこで、アカペラでも上手く歌えるようになるポイントをご紹介致します。

自分の歌いやすいキー(曲の高さ)を決める

先ほど魅力だと言ったとおり、アカペラは好きなように歌うことができるので、自分の歌いやすいキーを決めましょう。

好きなように歌えるとはいっても、キーは決めなければ曲が安定せず音痴になってしまうので、キーを決めたら最初はそのキーのみで歌うことが大切です。

しかし、自分の歌いやすいキーといってもわからない…という人も多いのではないでしょうか?

そういった人は、まずは原曲そのままのキーで歌いやすい曲を練習しましょう。

曲を決めたら、実際に曲を流さなくても頭の中で伴奏が流れるくらい聴き込んでください。

頭の中に自然と伴奏が流れることがポイントです。流れることによって、アカペラでも正しいピッチ(音程)で歌えるようになります。

テンポ(曲の速さ)を決める

慣れてきたら好きなテンポで歌うことができますが、始めは原曲のテンポで歌ってみましょう。

伴奏があるとなんとなく掴みやすいですが無音となるとテンポを取ることも難しいです。

まずは歌いたい曲のテンポを知りましょう。可能であればスマホのアプリにもありますのでメトロノームを使用すると良いです。

最初はメトロノームに合わせて歌い、曲の速さを覚えます。

そのとき、足踏みをするなどしてリズムを取ると良いでしょう。

慣れてきたらメトロノームはなしで足でリズムを取り歌ってみます。

始めは上手くいっていてもだんだんズレてきてはいませんか?そうしたら、またメトロノームを付けて…今度は足踏みだけで…を繰り返し行うことでテンポを覚え、リズムを身体で掴むことができます。

録音して聴いてみる

自分のアカペラを録音して聴いてみましょう。

たくさん練習してきたので、キーがズレて音痴になっている、違和感がある、テンポがズレきているなど、気付くはずです。

そのときに、キーが高くなっているのか低くなっているのか、テンポは速くなっているのか低くなっているのか自分で分析することも大切です。

自分で気付くことにより、次同じ箇所を歌うとき自然と意識するようになります。繰り返し練習してみましょう。

アカペラの練習をする際のポイントは、最初から最後まで一気に歌わずAメロ、Bメロ、サビ、Cメロのように曲のブロックごとに歌うのが良いです。

少しずつ練習していくことでズレが少なくなり、早く習得することができます。

アカペラでハモるとつられてしまうのはなぜ?

アカペラで歌うと、ハモりたくなりますよね。

しかしハモるとつられてしまう…もしくはハモれない…なんてことはありませんか?

ハモりもまずは音程を覚えることが重要です。自然とハモりを歌う人っていますよね。

そういう人も実はハモりの音程をしっかり覚えているのです。

ですのでアカペラの練習同様、ハモりの音程を身体に染み込ませましょう。

それでもなんだが上手くハモれない、つられてしまう…そんな人は今からご紹介することを意識して練習してみてください。

1. メロディライン(主旋律)のリズム、テンポを意識しましょう

ハモりはメインの音に合わせて歌うものなのでメロディラインを意識することは必要不可欠です。

同じテンポに合致するよう歌うことで同じハモりを歌っていても変わってきます。

音の入りや切るタイミング、ロングトーン(伸ばす音)の強さなどを合わせましょう。

細かく言うとブレス(息継ぎ)や曲を歌う時のイメージなどもです。

合わせるには、何度も歌うしかありません。

2. 口の動きを揃えましょう

自分の録音した音源に合わせて歌うのと、他の人が歌った音源(もしくは生の歌)に合わせるのでは、自分の録音した音源に合わせて歌う方が歌いやすくありませんか?

また、Aさんとは一緒に歌いやすいのに、Bさんとはなんとなく歌いにくい…というのも同じです。

合わせやすい、歌いやすいと感じているのは口の動き(口を開ける大きさや形)が揃っているからなのです。

ハモりは1人では成り立ちません。相手を意識して合わせるように丁寧に歌っていきましょう。

ハモることが上手くできるようになると、気持ちが良いし気分が良いですよね。
また、歌が上手い上級者な気がします。(個人的な意見ですが)

練習は嘘を付きません。練習したら練習しただけ必ず上達しますし、成果は必ず感じることができます。そしてそれは自分自身の自信となり、財産になります。

諦めずに頑張って、そしてなにより楽しんで、練習してくださいね。

以上ここまで、「アカペラで歌うとなぜ音痴になるのか」をご紹介させていただきました。
ぜひ、アカペラとハモりをマスターしてもっと音楽を楽しんでください!

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